
第二次大戦中、杉原千畝などの活躍でヨーロッパからナチスの迫害を逃れたユダヤ人たちが避難して来たのが神戸映画「少年H」などにも出てくる。
日本がいかにユダヤ人と関わって来たのかよく調べて話をしてくださった。
彼のミッションは日本に来るユダヤ人観光客に日本人が福音宣教する下地を作ること。
一見すごくマイナーなミニストリーに感じるかもしれないが、会場となった神戸聖書研究会は満員の盛況。
ユダヤ人、イスラエルに特別な思い入れのあるクリスチャンが多いのがわかる。しかし実際にミニストリーにコミットする人が日本にどれくらいいるかは未知数。
彼と私のイスラエルユダヤ人観と考え方は少し違う。
一般にディスペンセーション神学のクリスチャンはクリスチャンシオニストが多い。代表的なのはBFPだが
私の新婚旅行はイスラエルだったし、ユダヤ人に特別な関心があることも、私の最新の講演会が「聖書の預言するイスラエル」だったことからも、言えることなのだけれど
クリスチャンシオニストの方はだいたいにして、イスラエルユダヤ人の批判はほとんど全くしない。必ずイスラエルの肩を持つ。ハマスは残虐だ、イスラエルは人道的だと
私は是々非々で考える。
なぜか
罪のない人も国家もあり得ないからだ。
イエスは言われた。
“蛇よ、まむしの子孫よ。おまえたちは、ゲヘナの刑罰をどうして逃れることができるだろうか。”
マタイの福音書 23章33
イエスは最も激しい口調でユダヤ人の律法学者パリサイ人を非難した。
そのイエスを拒絶したパリサイ人の末裔が現代のユダヤ教である。
そしてそのユダヤ教徒であることが、イスラエル国籍取得の条件だ。
だとしたらイエスが最も非難した宗教で国家が成り立っているのがイスラエルだ。この事実をクリスチャンシオニストは言わない。またイランの核開発を批判するクリスチャンがイスラエルの核保有を完全にスルーすることもアンフェアだといつも感じる。人口200万のガザはすでにイスラエルの空爆で完全に瓦礫の山で、90%が家を失った。
ただDavidさんのようにイスラエル愛からユダヤ人にこそ救われて欲しいと願う人が、現代の同胞を批判しながら伝道できないのは理解できる。
私もユダヤ人に出会うと、なんとか福音を伝えたいと心が動く。
神戸の町や武道見学に来たユダヤ人に伝道しようとしたこともある。
そういう意味でDavidさんも私も願うところは同じだ。

