中川牧師の見解、そして異論

「中川牧師の見解、そして異論」
ハーベストタイムの中川健一牧師の最新の動画です。終末論に精通している牧師なら、今米国で起こっていることを無視することはできないし、彼に同意される方も多いと思います。私も全く同感です。最後の部分を除いては。
最後の部分とは一言で言うと「患難前携挙説」です。
聖書を見てみましょう。
“獣は、聖徒たちに戦いを挑んで打ち勝つことが許された。また、あらゆる部族、民族、言語、国民を支配する権威が与えられた。”
ヨハネの黙示録 13章7節
“捕らわれの身になるべき者は捕らわれ、剣で殺されるべき者は剣で殺される。ここに、聖徒たちの忍耐と信仰が必要である。”
ヨハネの黙示録 13章10節
“ここに、聖徒たち、すなわち神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける者たちの忍耐が必要である。”
ヨハネの黙示録 14章12節
“私は、この女が聖徒たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。私はこの女を見て、非常に驚いた。”
ヨハネの黙示録 17章6節
明確なのは、獣の出現後迫害の対象になっているのが「聖徒」「イエスに対する信仰を持つ者たち」「イエスの証人たち」であることです。
彼らは誰なのだろうか?
クリスチャンではないと、患難前携挙説の人は説明するのだろうか?
救いはどのように得るのか、クリスチャンなら誰でも知っている。
「イエスに対する信仰を持つこと」です。
患難前携挙説では、イエスを信じて罪赦された者が、神の怒りに合うはずがないと主張する。ではなぜここに「聖徒」「イエスに対する信仰を持つ者たち」「イエスの証人たち」がいるのだろうか?
「神の怒りに合う聖徒たち」
「罪赦されていないイエスの信仰者たち」「聖霊を受け損ねたイエスの証人たち」少し考えたらおかしな話でしょう。
聖書は述べている。
「”しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリアの全土、さらに地の果てまで、わたしの証人となります。」”
使徒の働き 1章8節
イエスの証人は聖霊を受け、地の果てまで宣教を続ける。
“そこで、ペテロは彼らに言った。「それぞれ罪を赦していただくために、悔い改めて、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。
この約束は、あなたがたに、あなたがたの子どもたちに、そして遠くにいるすべての人々に、すなわち、私たちの神である主が召される人ならだれにでも、与えられているのです。」”
使徒の働き 2章38~39節
はっきり書いてある。
「神である主が召される人ならだれにでも、(聖霊が)与えられているのです。」
第二テサロニケ2-7の「引き止めているもの」が教会だとは、パウロは一言も述べていない。
患難前携挙説のこの矛盾
もう一度考えてみる時ではないだろうか。
「米大統領選の底流を読み解く」

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