
「通貨システムに限界は来るか?」
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コロナウイルスパンデミックの対策で世界が揺るがされているが、後の時代に「コロナ前、コロナ後」で説明されるほど、世界の変化が起こる、そんな気がしています。果たして元の生活に戻るのか、個人で心配されている方ももちろんいらっしゃると思いますが。
私がすぐに注目したのは米国22兆ドル(240兆円)日本107兆円というウイルス対策費の臨時支出です。各国が軒並み国家予算規模の臨時予算を出さざる得ないほど、今回の経費は世界的に膨大なものになります。
政府債務対GDP比200%を超えている日本、緊縮財政を至上命題としていた財務省としてもやむ得ないことだと受け入れるでしょうが、通常ならこの膨大な支出は全て後々国民に税金として支払いを命じられる流れになります。例えばいずれ消費税20%なんてことになります。
ここでいや、政府の債務は国民の債務ではない、通貨発行権があるのだから、政府の財政支出になんら問題はない、消費税も無くすべきだとする政治勢力が現れて来ました。自民党国会議員内部で消費税減税派が100人に登ろうとしています。またれいわ新撰組の山本太郎氏なども同じ主張をしています。この流れに勢いを与えているのが、先に取り上げた新しく注目されているMMT理論です。
米国の大統領選挙で民主党のサンダース議員の経済顧問となったステファニーケルトン博士が提唱し、日本では経済評論家で最近注目されている三橋貴明氏が盛んに論陣を張っています。
これはすでに動画をご紹介していますのでご覧になってください。もしこの理論が正しいなら日本は消費税を課されることなく、大量の財政支出が可能だということにはなります。
MMTは「現代貨幣理論」と訳されますが、そもそも「お金とは何なのか?」というものを明らかにしようとするものです。
で私はこの理論の説得力に一定の評価を与えながら、以前から疑問に思っていたこの「お金とは何なのか?」にまだ答えを見出していないという気がずっとしています。
この疑問にやはり山本太郎氏のれいわ新撰組の大西つねき氏が話していますので、ご紹介します。
彼の主張を簡単に説明すると
1.通貨は全て信用創造により、借金としてこの世に供給されている。
2.供給しているのは銀行である。
3.お金が借金である限り、利子付きで常に返済を求められるものとしてこの世に流通する。
4.返済される利子付きお金の総額は、元々銀行から供給されているお金の総量を上回ることはできない。
5.ということはこの世は常に拡大成長が義務付けられることになり、世界が成長しなければ返済できない人が常に生まれる宿命にある。
6.返済できない人の資産はお金を供給する側に収奪される。
7.したがってこの世の富がある側に集中し、貧富の差が常に拡大し続ける。
8.地球に無限の資源がなく、無限に人口が増えていかない限り、お金の供給に利子をつけて返済し続けるこの成長システムには必ず限界がやって来る。
9.その結果、このシステムはいずれ破綻することが宿命付けられている。
10.MMTは通貨の流れを説明をするだけで、通貨システムの限界と破綻については説明していない。永久に成長し続ける世界を前提にしている。それはあり得ない。
11.民間の成長がすでに止まり、低成長になったとき、この返済のシステムに最初の限界が来た。そのため中央銀行が国債を買い取り続けなければ、成長を維持することができなくなっている。MMTはこのことを理論的に可能だと言っているだけで、システムの構造的問題を無視している。
すでに私が以前取り上げているのだけれど、スイスチューリッヒ工科大のスーパーコンピュータを使った研究で、世界の政治経済を動かしているのは、国家ではなく国際的な資本家のネットワークであり、その中心は銀行である。つまり金融資本家が世界を実質的に支配しているのだ、ということを知ったわけです。そしてこの金融資本家によってこの世の富の集金システムが現代貨幣の構造ではないか?
という疑問があるわけですね。
私は黙示録の「バビロンの淫婦」とはこの金融システムのことではないか?とずっと考えて来たのですね。もちろん私は間違えているかもしれませんが、いずれにせよ、この膨大なコロナウイルス対策費が捻出されるのが通貨発行権のある中央銀行抜きにできるわけもなく、世界はいよいよ中央銀行の存在が強くなる。そしてその限界がどこでどのようにやって来るのか?私はそこに注目しています。
“すべての国々の民は、御怒りを招く彼女の淫行のぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と淫らなことを行い、地の商人たちは、彼女の過度のぜいたくによって富を得たからだ。」”
ヨハネの黙示録 18章3節
“彼女が自分を誇り、ぜいたくにふけった分だけ、苦しみと悲しみを彼女に与えなさい。彼女は心の中で『私は女王として座し、やもめではない。だから悲しみにあうことはない』と言っているからです。
これらのことのため、一日のうちに、様々な災害、死病と悲しみと飢えが彼女を襲います。そして、彼女は火で焼き尽くされます。彼女をさばく神である主は、力ある方なのです。」
彼女と淫らなことを行い、ぜいたくをした地の王たちは、彼女が焼かれる煙を見ると、彼女のことで泣いて胸を打ちたたく。”
ヨハネの黙示録 18章7~9節
“また、地の商人たちは彼女のことで泣き悲しむ。彼らの商品を買う者が、もはやだれもいないからである。”
ヨハネの黙示録 18章11節
