「バイブルカフェ 弟子訓練の実際」

「バイブルカフェ 弟子訓練の実際」
路傍伝道は日本人クリスチャンにとっては確かに敷居高いです。しかしまずはやってみることで、自分を制限しているリミッターを外すことができます。そして拒否されることに慣れることが大事。拒否を体験することで、よりイエス様のことがわかります。
それでも続けてたら、案外自然体になったりします。私の教会では言語障害の車椅子の人が1人で路傍伝道します。車椅子にくくりつけたトラクトを目線で示して受け取ってもらうんです。受け取ってくださる人がいると、喜んで教会で証してくれます。
確かにそれでも路傍はちょっとという方には、バイブルカフェの証タイムを用意します。
招いたノンクリスチャンの前で、自分の救いの証を話す、上手く行ったり行かなかったり、それでもその人の貴重な体験になります。
さらにバイブルカフェでは二次会にレストランに行って、ノンクリスチャンを囲んで食事をします。クリスチャンばかり固まらないように申し送りしています。みんな自分が伝道できるとイキイキします。肝心な信仰告白のところはお手伝いしますが、まずはやってみせる、そして次はやってごらんと教えて、信仰告白を導いてもらう。
信仰告白は最初は紙に書いて、その通りにやってもらいます。すでに二次会でイエス様を受け入れる準備のできてる人には、その人を連れて来たクリスチャンに実際にやってもらうんです。さらにその人に洗礼のやり方を教えます。
自分が関係作りをし、自分の証を聞かせて、自分で信仰告白に導く。普通の信徒には難しくても、真横でやってみせる、サポートして実地で教えて、やってもらう、さらに洗礼まで授けることができた、その体験はそのクリスチャンにどれだけの喜びがあるか想像してください。
教会によっては洗礼は教職者のやる仕事だと決められているようですが、私たちは聖書にはそんな制限はないと考えています。イエスは信者を作りなさいと言ったのではなく、弟子を作りなさいと教えました。弟子は教会堂の中ではなく、宣教の現場で生まれるんです。
“イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。
ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、
わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」"
マタイの福音書 28章18~20節
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