「みなさんマスクしてますか?」

「みなさんマスクしてますか?」
私は道歩く時はマスクしません。
散歩道や公園でも人と遠く離れているのに、みなさんマスクされていますが、私は必要ないと考えています。
電車や店内でも、自分自身が喉を少し痛めてる場合以外はしません。
全くしないわけではなく、介護業務上の規定で免疫弱い障害者の方の身体介助行う場合には着用しています。
私は脳震とう後遺症があるために、常時マスクで酸欠になると頭痛がします。
海外ではすでにマスク着用の撤廃が進み、先進国首脳会議などでは、もう誰もマスク着用していません。
英国、マスク着用義務や在宅勤務、ワクチンパスポート撤廃
世界的な研究でもロックダウンや感染予防対策をどう施行しても、感染の波を抑制できるエビデンスがありません。
個人レベルで、マスクに感染予防効果が全くないとは言いませんが
まん防を採用した県としなかった県でも感染の波に差異はありませんでした。
私たちの教会でもマスクは自由です。
自分の感染対策は自分でしてくださいということです。
では日本の場合はどうでしょうか。
法令上マスクを着用する義務を強要できるのでしょうか。
マスク未着用者の入店拒否は、感染症対策基本法第4条違反の違法行為!
最近、コロナ対策を理由に、マスク着用しないと入場できない場所が増えてますよね。
しかし、実はこれ、感染症対策基本法(正式名称は、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」)第4条に違反しています。
感染症対策基本法第4条は、《国民の責務》として、
国民は、感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払うよう努めるとともに、感染症の患者等の人権が損なわれることがないようにしなければならない。
と定めています。
これは、
①感染症に関する正しい知識を持つよう「努める」
②感染症の予防に必要な注意を払うよう「努める」
③感染症の患者「等」(「等」とは、感染症対策する、患者でない一般国民も含むと解釈される)の人権を損なわないように「しなければならない」
の3つの要素からなってますが、ポイントは、
②の感染症予防が「努める」と努力規定なのに対し、
③の人権については損なわないよう「しなければならない」
と明確に人権侵害を禁止している点です。
要するに、感染症対策基本法第4条は、
・感染症対策よりも患者等の人権の方が優先
・人権侵害となるような感染症対策してはならない
と謡っているのです。
マスクの強要は、ともすれば刑法223条の強要罪も適用されるような犯罪行為(参考記事)ですから、人権侵害である事は明白です。
また、デンマークの科学論文で、
マスク、ランダム化比較試験で『有意差なし』
Effectiveness of Adding a Mask Recommendation to Other Public Health Measures to Prevent SARS-CoV-2 Infection in Danish Mask Wearers
とマスクに感染拡大予防の効果がなかった事を証明したものがあり、
マスク着用の徹底が、感染症対策基本法第4条で言う
「感染症に関する正しい知識を持ち、その予防に必要な注意を払」っているとも言えないのです。
以上の観点から、マスク未着用を理由に、店舗や施設が入場拒否する事は、感染症対策基本法第4条に明確に違反していると断言できます。
マスク未着用者を排除する施設は、法律違反、違法行為を行っているわけですね。
施設管理権は、憲法・法律順守と、基本的人権の尊重が求められる
ここまで書いても、店舗にも営業の自由、客を選ぶ自由がある、と反論してくる方がおられます。
確かに店舗にも営業の自由、客を選ぶ自由はあります。
しかしそれとて、無制限に認められたものではなく、憲法・法律の順守と、基本的人権の尊重が求められます。
マスク未着用者の入店拒否は、感染症対策基本法第4条に違反しており、違法、さらにその理由が人権侵害だからなので、基本的人権の尊重にも合致しません。
以上の観点から、施設管理権を主張しても、マスク未着用者の入店拒否は正当化できません。
以下マスクには悪影響があり、かつ感染予防効果が立証されていない論文です。
健康な子供のフェイスマスクの有無にかかわらず、吸入空気中の二酸化炭素含有量の実験的評価
鼻と口のカバーが吸入空気中の二酸化炭素を増加させるかどうかという問題が重要です。〜最近のレビュー6は、そのようなマスクを着用することの悪影響に関する十分な証拠があると結論付けました。
非医療環境におけるパンデミックインフルエンザの非医薬品対策-個人保護および環境対策
ランダム化比較試験の証拠は、実験室で確認されたインフルエンザの感染に大きな影響を与えませんでした。〜感染者がソースコントロールのために着用した場合、または感染していない人が暴露を減らすために着用した場合のいずれかで、インフルエンザウイルス感染を防ぐための有効性に関する証拠は限られています。私たちの体系的なレビューでは、フェイスマスクが実験室で確認したインフルエンザの感染に大きな影響は見つからなかった。
家庭でのインフルエンザ感染を防ぐための外科用マスク:クラスターランダム化試験
さまざまな感度分析では、フェイスマスクの有効性を示唆する結果の傾向を特定しませんでした。
デンマークのマスク着用者のSARS-CoV-2感染を防ぐための他の公衆衛生対策にマスク勧告を追加する効果
SARS-CoV-2感染はマスクグループの40人の参加者(1.8%)と対照群の53人(2.1%)で発生しました。〜統計的に有意な相互作用は特定されなかった。〜ユニバーサルマスクの義務は証拠によって支持されていません
日本の医療従事者の一般的な風邪の発生率を減らすための外科用フェイスマスクの使用:ランダム化比較試験
結果:
マスクグループの被験者は、研究期間中に頭痛を経験する可能性が有意に高かった。子供と一緒に暮らす被験者は、研究の過程で高い寒さの重症度スコアを持つ可能性が高くなりました。
結論:
医療従事者でのフェイスマスクの使用は、風邪の症状や風邪の面で利益をもたらすことが実証されていません。マスク使用なしの非劣等感を決定的に確立するには、より大きな研究が必要です。