「なぜプーチンはウクライナのネオナチに言及するのか?」

2022年2月28日

「なぜプーチンはウクライナのネオナチに言及するのか?」
プーチン氏、ウクライナ軍にクーデター呼びかけ
ロシアのプーチン大統領は25日、オンライン形式で開いた国家安全保障会議で、ウクライナ兵士に「その手で権力をつかめ」と、ゼレンスキー政権を転覆するクーデターを呼びかけた。ウクライナ政府側の「ネオナチ」や「民族主義者」らが、ロシアに住宅地を攻撃させようと計画しているとし、「子どもや妻、年長者を『人間の盾』にさせてはならない」と訴えた。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASQ2V4110Q2VUHBI005.html
2014年、ウクライナでマイダン政変が起こったとき、その主導したのがウクライナの民族主義者やネオナチでした。西側では民主主義的政変だと報道されてましたが、西側メディアが偏向報道なのはいつものことです。
写真は2014年にウクライナ情勢を取り上げた私のニュースレターに掲載したものです。
ウクライナでは対戦中ロシアの支配を嫌うナチスドイツに協力した民族主義者がいたのです。その肖像を掲げるのがウクライナの右翼政党です。
米国はウクライナから親ロシア派を追い出すために、こういう連中に資金提供していたわけです。その額実に50億ドル。ネオナチ政党「スボボダ」の党首に寄り添っているのが、米国のマケイン上院議員、ヌランド国務次官補、すなわち米国のネオコンです。
当然できたウクライナ政権の閣僚にネオナチが入り込んでいました。こういう過激な民族主義者が民兵団を作り、ロシア系住民が多く住むドンバス地方を攻撃していたわけです。
ウクライナではその後穏健派を首相に据えたのですが、バイデンなどは巧妙にウクライナに取り入って、自分の息子にウクライナエネルギー企業から多額の報酬を得させる利権を持っていました。
そういう背景を知ったうえで、ウクライナ情勢を見ることを忘れないでください。

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