「ウクライナ🇺🇦情勢」

「ウクライナ🇺🇦情勢」
プーチンがしたいのは単純にロシアの安全保障。ウクライナのNATO加盟阻止。
加盟すればポーランドやルーマニアのように米軍のミサイル基地がモスクワの喉元ウクライナにできる。だから認めるわけに行かなかった。(ウクライナに中距離弾道ミサイルが配備されれば、モスクワまで数分で到達する)それを売電が承諾しなかった。だからこうなった。(キューバ危機の時ケネディはミサイル部材を積んだロシア艦船を海上封鎖したことを思い出そう)
ゼレンスキーは売電にことを荒立てないで欲しいと打診していた。その嘆願を無視した米国の頭越し外交が、プーチンに堪忍袋の尾を切らした。そしてウクライナを戦争に巻き込んだ。
元々ソ連崩壊後のロシアと米国の間に存在したNATOの東欧加盟をさせないという約束があったのが反故され、東欧が次々NATO陣営に取り込まれた。それを画策したのがユダヤ人実業家、ジョージソロスのオープンソサエティ財団。民主主義化するという建前で、実際は米国企業が入り込んで、利権を得る資本主義化が実行された。そのためソロスの資金により政府転覆の民主主義革命家が養成された。それがいわゆる「カラー革命」という政府転覆事業だった。それを政治的に進めたのがネオコン。マケイン上院議員やヌランド国務次官補が交渉役。米国はウクライナの民族主義者やネオナチに50億ドルの資金を投入し、2014年のマイダン革命という事実上のクーデターを実行した。
ロシアはソ連崩壊後のデフォルトにより貧困に喘いでいた。ロスチャイルドや欧米の企業と繋がったオリガルヒというユダヤ人財閥に資源が私物化されていたロシアに、オリガルヒの懐刀として台頭したのがプーチン。
プーチンはオリガルヒを逮捕し欧米企業に売り渡されそうになっていたロシア資源をロシア国民に取り戻し、デフォルトから立て直した。ロシアの天然ガスを欧州に供給しロシア経済の立役者となった。だからロシア国民はプーチンが強権的でも、ロシア再生のためにはプーチンを信頼するしか選択肢はなかった。
プーチンはその後の米国ネオコンに主導された「カラー革命」「アラブの春」を疑いの目で観察していた。さらに大量破壊兵器の言いがかりによりイラク侵攻した米国、欧米からのアフリカ自立を目指したリビアのカダフィ政権転覆、化学兵器使用ねつ造報道からシリア紛争への米国の介入。プーチンはそれを米国ネオコンによるニューワールドオーダーの実行と捉えていた。
それが今回のウクライナ攻撃に繋がっている。売電がウクライナのエネルギー企業に自分の息子を送り込んで法外な給料を得ていることも理解しておこう。さらに売電政権の実体は事実上の米国ユダヤ人政権であることも。
米国だけの報道を見ていると、こういう背景がわからない。
「双方の言い分を聞きなさい」
“所有をめぐるすべての違反行為に関しては、それが、牛、ろば、羊、上着、またいかなる紛失物についてであれ、一方が『これは自分のものだ』と言うなら、その双方の言い分を神の前に持ち出さなければならない。そして、神が有罪と宣告した者は、それを二倍にして相手に償わなければならない。"
出エジプト記 22章9節
言い分は双方から聞く。これ聖書的価値観の基本。もちろんこれが終末のエゼキエル戦争にどう繋がって行くのか観察して行こう。