「地球のリセットがやって来る」
「地球のリセットがやって来る」
クマゼミといえば、私が子どもの頃は生駒山を1日昆虫採集に走り回って、一匹見つけられるかどうかみたいな貴重な昆虫だった。それが今は町中でも大発生して、簡単に見つけられる。
なんでも地質生物学的には今は「第6の絶滅」の時代なんだとか。地球環境の変化で世界の生物の4分の3が、あと数百年で絶滅するのだとか。もちろんその主因は人間だ。ピューリッツァ賞作家が言ってる。
いずれにせよ人間のせいで地球環境はどんどん変わって来てるから生態系もどんどん破壊されていく。だから大量絶滅とバッタの大発生なんかが同時に起こる。ではその向こうには何が待ってるんか？ということなんだが。
私はキリスト教を伝える時、いつも何をどう伝えたらいいか試行錯誤する。
「信じる者は救われる」ということをどう説明すればいいのか。
例えば私が「箱庭」を作り、そこに2種類の蟻🐜を置いたとする。
蟻🐜は繁殖して増え、やがて小さな箱庭では自分たちの群れを養うことができなくなる。そしてついに2種の群れ同士が自分の縄張りのために戦争を始める。
小さな箱庭は蟻🐜のちぎれた死骸で埋め尽くされる。私はがっかりする。
私はどうするだろうか？
私は「箱庭」を蟻たちの破壊を見て楽しむために作ったのではないことをどうすれば伝えることができるのか？
蟻🐜に私の気持ちを伝えるにはどうしたらいいだろうか？
私は「自分の分身の蟻🐜」を蟻の群れに置き、その一匹の蟻を通じて、私が蟻たちを愛していて仲良くして欲しいと伝える。
しかし蟻🐜たちは邪魔する「私の分身」を引き裂いて殺してしまう。私はそれでも蟻たちを絶滅させたくはない。
あと私にできることは何か？
それは箱庭をリセットすることだ。
荒れ果てて行く箱庭を全部ひっくり返して掃除して、新しい秩序をもたらすことだ。一部の蟻に新しい遺伝子を与えて再設計する。
私は箱庭と蟻たちにとって、「創造主」であり、つまりこれが聖書の物語なんだ。
箱庭は地球🌏
蟻は人間を現す。
そして私の分身はイエスキリスト
やがて神による地球リセットが始まる。
蟻たちに求められているのは、自分たちで自分たち自身も環境をも変えることができないことを認めて、創造主の意志を知ろうとすることだ。
現在の地球環境は、まさにそのリセットの直前のようだ。現在のコロナパンデミックはそのリセットの警告に過ぎない。