「菌ちゃん畝の仕込み」

「菌ちゃん畝の仕込み」
ここ数年全国で普及しつつある「菌ちゃん農法」
反ワク界隈では、農薬や化学物質まみれの食品から、無添加、
自然派へ転向する人たちが多い。
里山へ朽ち木を探しに行き、拾って来た大きめの材木をまず畝に埋める
小枝やセイタカアワダチソウ、ススキなど、次に干し草、枯葉、籾殻と順番に硬いものから柔らかいものへ順に積み上げ、水をかけて、最後に土をかける。できれば竹炭を入れるとなお良い。
注意点は水はけの良い50cmほどの高畝にすること。(ここは女性だけでは大変な作業だ)
その上に黒マルチを貼り、重しを乗せて(浸透圧で適度な湿度になる)3ヶ月待つ。
そうすると土の中が山の土のような糸状菌の棲家になる。山の枯葉をめくると白い菌糸が付いているが、あれだ。
糸状菌が土壌の窒素結合菌と繋がり、それが植えた野菜の根とつながると、空気中の窒素を土壌に吸い込み、無肥料栽培が可能になるという仕組み。
こうしてできた野菜🥦は強い。
水撒きがあまり必要でなくなる。
害虫が元気な野菜には寄ってこない。
栄養価が高い。
スーパーの野菜は腐ってドロドロになることが多いが、菌ちゃん農法だと収穫した野菜が腐らずにそのまま枯れていくそうだ。
神様の作られた自然界は本当に上手くできている。山や野は農薬も肥料も水も撒かずに、ちゃんと何千年も生態系が循環している。それを人工的に作るのが「菌ちゃん農法」。