
「311の記憶」
311は911と同様、自分の肝に命じる日にしています。
あの日は仕事中にヘリコプター
から撮影された津波のリアル映像をTVで見ました。すぐに私が当時所属していたSMSゴスペルクワイヤのBEE芦原さんに電話して、その前年にやったハイチ大地震チャリティゴスペルに協力してくださった方々に連絡付けてもらうよう話しました。
灘の商店街で行われたそのチャリティ路上募金ライブには大勢の方々が参加してくださいましたが、その時すでに福島原発の爆発が起こり予断を許さない状況でした。それで三ノ宮で祈り会を開催することにしました。
思えば、あの時自分の中で教会を始めなければならない気持ちが固まったんだと思います。もうゴスペルをただ楽しみで歌ってる場合やない、宣教しないとみな救われないまま死んでいくんやと。
そうして始まった教会ではバッテリーや発電機を買い、毎年備蓄食料の更新を続け、さらに食料供給基地としての農業
を始めたのです。
