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知的障害の方をどのように救われるのでしょうか

2024年9月29日

時折クリスチャンで「正しい神学、正しい解釈」ということを強調される方がいます。たぶん一本気で勉強熱心な方だということはわかるんです。ただ私は「信仰というのは、なんだろうなー?」と考えることがあります。

ヘブンズファームに毎週来ているNさんがいます。彼は知的障害がありますから、言葉のボキャブラリーは少ないし、細かいことはできないし、わかりません。しかしいつも大きな声で人に挨拶するし、毎週欠かさず私たちにお菓子や日用品の差し入れをしてくれます。そしてその差し入れはのし紙がついて全部包装されてあるし、不思議と私たちの不足しているものをよく見ていて、それを買ってきてくれるのです。

畑仕事の前に一緒にお祈りするし、教会にも行っていますが、彼がどのくらい「正しい神学や正しい解釈」を理解しているのかというと、疑わしいと思います。ただ彼は誰が自分をありのまま受け入れてくれるかは、よく見てるし知っています。

彼が救われているのかどうかは私たちにもわかりませんが、彼が教会に行くようになってご家族からもクリスチャンが生まれて、献身者が出たりしているんです。

神様はこのような知的障害の方をどのように救われるのでしょうか?
私たちの教会に来られる障害者の方たちにも「三位一体」をいくら教えてもなかなか理解できない方がいます。それで私は果たして「正しい神学や正しい解釈」が救いに必要なんだろうか、イエス様にお祈りして生きる単純な信仰だけじゃダメなのかしら?と自問自答するわけです。

みなさんはどう思いますか?